【Vol.74】プロバイオティクスがアスリートの心身機能を高める！ | ロサンゼルスから直送！高品質と低価格を両立できるアメリカのサプリメント専門店

プロバイオティクス（ストレプトコッカスサーモフィルス[サーモフィルス菌]とビフィドバクテリウムブレーべ[ビフィズス菌]）を併用した際の論文が、2016年10月にNutrients（栄養に関する論文データベース）にて発表されました。

その研究は、トレーニングをしている男性を対象に、これらのプロバイオティクスの併用を21日間続け様子をみたもので、プラセボ（偽薬）に比べ、運動後の筋肉炎症を抑えたり、パフォーマンスを向上させたりという結果がでたそうです。

これら2つのプロバイオティクスはヨーグルトなどの発酵食品でも補えますが、サプリメントなら、菌数も多く摂れますし、時間や場所を選ばず手軽に毎日補えます。

また、プロテインとプロバイオティクスを一緒に摂ると筋肉のダメージが減少したり回復が早まるということも、別の研究で報告されています。

＜研究でわかったこと＞
プロテインとプロバイオティクスを併せて摂取したところ、感覚値と血液検査において次の項目で改善が見られました。

・回復時間の短縮
・筋肉痛の軽減
・腫れの減少
・力強さの増大
・血液キナーゼ*（クレアチンキナーゼ）の減少
*筋肉の炎症度合いの基準となります

さらに、筋肉作りの土台となるビタミンやミネラルの利用効率も上昇したという結果もでたそうです。

【調査方法は？】
この研究を行ったのは、プロバイオティクスの製造メーカーであるガネデン社。 同社の研究者は、プロバイオティクスとプロテインを同時摂取した際の効果を調べるため、29名の被験者に対してクロスオーバー法*1を用いて調査を行いました。

*1　交差試験、交互試験とも呼ばれます。被験者を2グループに分け、まずそれぞれを介入グループと対象グループとして検査を行います。その後一定の期間を空けてから、介入グループと対象グループを入れ変えて集計し評価する試験方法です。

今後も新たな知見がたくさん出てきそうなプロバイオティクス。これまではおなかの健康サポートというイメージが強い成分でしたが、アスリートに必須の成分として注目される日も近いのではないでしょうか。

筋肉の回復やパフォーマンスの向上を目指すアスリートの方は、ぜひプロバイオティクスの摂取を検討してみてくださいね。