【Vol.25】 食事のお供は緑茶がおすすめ!
私が良く見ているScience Dailyという情報サイトに面白い記事があったのでご紹介いたします。ご飯やパン、うどん、パスタなどデンプン質(炭水化物)を多く含む食品はダイエットの大敵と言われています。しかし、ご飯のお供をある飲み物にすることで「糖レベル」の急激な上昇を抑えるという研究結果が報告されたようです。
■ 「糖レベル」の急激な上昇を抑える飲み物
その飲み物とは、我々日本人にはなじみの深い「緑茶」です。緑茶に含まれるEGCG(エピガロカテキンガレート)という成分が働いて脂肪の吸収を抑えるとのことです。
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EGCG(エピガロカテキンガレート)
ご飯などの脂肪は小腸から吸収される際に消化酵素によって分解されます。エピガロカテキンガレートは、この消化酵素の働きをブロックすることで脂肪の吸収を抑えるそうです。そして、コレステロールは胆汁の働きによって作られる微粒子に取り込まれ、小腸から吸収されます。エピガロカテキンガレートは、微粒子からコレステロールを抜き取って体内への吸収を抑えるそうです。
炭水化物をメインにしてきた日本人でも肥満が少ないのは緑茶のおかげかもしれませんね。
文献元:
Sarah C. Forester, Yeyi Gu, Joshua D. Lambert.
Inhibition of starch digestion by the green tea polyphenol, (-)-epigallocatechin-3-gallate.
炭水化物をメインにしてきた日本人でも肥満が少ないのは緑茶のおかげかもしれませんね。
文献元:
Sarah C. Forester, Yeyi Gu, Joshua D. Lambert.
Inhibition of starch digestion by the green tea polyphenol, (-)-epigallocatechin-3-gallate.