【Vol.32】 カロリーとダイエットとリバウンド・・・
ダイエット時に困るのはどんなに食事を減らしても運動しても体重が変わらない停滞期ではないでしょうか。停滞期の原因は私たちの体のメカニズムにあります。ダイエット時に一気に食事量を減らすと最初は面白いようにどんどん体重が落ちていきます。そして停滞期が訪れ、成果が出ず挫折する人が多いようです。
■ ホメオスタシス機能
停滞期が訪れる原因の一つは「ホメオスタシス機能」と呼ばれる機能が働くことにあります。
「ホメオスタシス機能」によって人間は食事からのエネルギーの吸収率や、運動時の消費エネルギーが調節されています。
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ホメオスタシス機能が働いたとき
一気にカロリー摂取量が減ると、ある程度体重が減った時点でカラダは飢餓状態であると認識してしまい「ホメオスタシス機能」働きます。体は「ホメオスタシス機能」が働くことにより、エネルギーの吸収率が高まったり運動消費エネルギーなども低く抑えられるようになり体重の減少を防ごうとします。この「ホメオスタシス機能」がダイエット時に起きてしまう為にダイエットが停滞期に陥ります。
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停滞期に必要な対策
停滞期にバランスの良い食事を摂ることを止めずに運動を続けると、再度減少期が訪れます。停滞期には体重を減らすことよりも維持することを目標にダイエットに取り組み続ければ「ホメオスタシス機能」が一度解除されて、また体重は減り始めます。(ダイエット中の停滞期には個人差があります。)
停滞期にはあきらめてダイエットを止めてしまったり、無理をして更に食事を制限しようとしたりせずに今まで行ってきたことを継続していくことが大切です。
停滞期にはあきらめてダイエットを止めてしまったり、無理をして更に食事を制限しようとしたりせずに今まで行ってきたことを継続していくことが大切です。