【Vol.61】 "こおろぎ"がニューフェース!?アメリカで注目されるスーパーフード予測
アサイー、ココナッツオイル、チアシードと言えば、既に日本でもおなじみのスーパーフードですが、 スーパーフードブームの最先端を行くアメリカでは、今後どのようなスーパーフードが流行ると言われているのでしょうか。
今回はアメリカのスーパーフード専門店や世界的に有名な女性誌、アメリカの最新情報を発信している情報ポータルサイトで2016年に流行ると予測されている話題のスーパーフードの中から、日々の商品発掘で商品に関する情報収集力を培ったサプリンクススタッフの独断が厳選してご紹介いたします。ココナッツオイルやチアシードの次に何を試そうか迷っている方は要チェックです!
■ 2016年注目のスーパーフード
【1】 ルクマ
ペルー産のフルーツで、ベータカロテン、鉄分、亜鉛、ビタミンD3、カルシウム、タンパク質が含まれています。キャラメルやスイートポテトのような甘さがあるものの、糖質は少ないのが特徴です。血糖値が気になる方やダイエット中の方には体にやさしいフルーツです。アメリカでは血圧を下げる効果が期待できるといわれており、血圧が高めの方にも人気があります。
一般的にはパウダー状で販売されており、スムージーに入れたり、カップケーキやパンケーキに入れて使われています。キャラメルのような甘さにもかかわらず、血糖値が上がりづらいということから、ヘルシーな天然の甘味料としてルクマパウダーが注目されています。砂糖の代わりにホットチョコレートに入れて飲んだり、調味料の代わりにお料理にも使われています。
一般的にはパウダー状で販売されており、スムージーに入れたり、カップケーキやパンケーキに入れて使われています。キャラメルのような甘さにもかかわらず、血糖値が上がりづらいということから、ヘルシーな天然の甘味料としてルクマパウダーが注目されています。砂糖の代わりにホットチョコレートに入れて飲んだり、調味料の代わりにお料理にも使われています。
【2】 バオバブ
日本では2013年に食品として使用できるようになった比較的新しい植物ですが、アフリカのセネガルでは国樹に制定されているほど歴史が深いんです。その実の外側はココナッツのような硬い殻に覆われ、中にはマシュマロのような白い果肉を含む実がつきます。果実には各種ミネラル、水溶性食物繊維、ビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用はオレンジの10倍とも言われています。
一般的にはパウダー状のものをスムージーに入れたり、ヨーグルトなどのお好みの食べ物や飲み物に混ぜて食べるのがポピュラーです。抽出されたオイルはコスメオイルとしてスキンケアにも利用されており、アメリカでは皮膚炎やアトピーにもよいということでバオバブのオイルを使う人が増えています。豊富なビタミンCと高い抗酸化作用が美容と健康、アンチエイジングに良いという点で注目を浴び、シャンプー、コンディショナー、ハンドクリーム、サプリメントの主成分としても多くの人たちに受け入れられています。
一般的にはパウダー状のものをスムージーに入れたり、ヨーグルトなどのお好みの食べ物や飲み物に混ぜて食べるのがポピュラーです。抽出されたオイルはコスメオイルとしてスキンケアにも利用されており、アメリカでは皮膚炎やアトピーにもよいということでバオバブのオイルを使う人が増えています。豊富なビタミンCと高い抗酸化作用が美容と健康、アンチエイジングに良いという点で注目を浴び、シャンプー、コンディショナー、ハンドクリーム、サプリメントの主成分としても多くの人たちに受け入れられています。
【3】 サチャインチ
ペルーの高地で採れる種子の一種で、味はナッツに似ているため『インカのピーナッツ』とも呼ばれています。サンチャインチはそのままナッツのように食べたり、種子からオイルを抽出して使われたりしています。オイルの45%はオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸/アルファリノレン酸)で、ビタミンEも含まれています。α-リノレン酸は体内で作ることができない必須脂肪酸で食べ物からとる必要があります。
ホルモンや神経伝達物質としてはたらくセロトニンの材料となるトリプトファンも豊富に含まれており、セロトニンが食欲のコントロールに関わることから、アメリカではダイエット中のおすすめ食材として支持されています。
ホルモンや神経伝達物質としてはたらくセロトニンの材料となるトリプトファンも豊富に含まれており、セロトニンが食欲のコントロールに関わることから、アメリカではダイエット中のおすすめ食材として支持されています。
【4】 コオロギ(クリケット)
未来の人口増加による食糧危機に備えるためのタンパク源として、ここ数年コオロギがスーパーフードとして話題になっています。コオロギは高タンパク質・低脂肪が特徴で、約1パウンド(453g)あたりに含まれるタンパク質量は牛肉の約2倍と言われています。 鉄分、ビタミンB、カルシウムも豊富に含まれています。コオロギが粉末化された"クリケットフラワー"は、インターネット通販サイトでも手軽に購入できます。
粉末化されたものは栄養バー、チップス、クッキー、パンケーキなどに使われており、高タンパクという点がプロテイン愛好家やパレオダイエットをやっている人達から支持されています。また、エネルギー消費量などの観点から、家畜を育てるよりも地球に優しい健康素材として注目されています。
粉末化されたものは栄養バー、チップス、クッキー、パンケーキなどに使われており、高タンパクという点がプロテイン愛好家やパレオダイエットをやっている人達から支持されています。また、エネルギー消費量などの観点から、家畜を育てるよりも地球に優しい健康素材として注目されています。
【5】 ケール
アブラナ科の野菜でビタミンCやE、葉酸、ベータカロテンが豊富に含まれています。粉末状のものはスムージーに加えたり、生の葉はサラダやスープに入れて食べたり、また最近では乾燥させた葉がケールチップスとしても親しまれています。アメリカ最大規模の健康食品見本市『Natural Products Expo West』では、ここ数年多くの出展者がケールチップスを紹介してきています。
ケールは以前から日本では青汁としておなじみですが、クセがあることでも知られています。そのケールがチーズ風味やナチョス風味など親しみのあるフレーバーでチップススタイルになり健康的なスナックの代わりとして広まっています。健康とおいしさを重視しているという点が、新たにケールの可能性を広げ、多くの人に親しまれる理由かもしれません。
ケールは以前から日本では青汁としておなじみですが、クセがあることでも知られています。そのケールがチーズ風味やナチョス風味など親しみのあるフレーバーでチップススタイルになり健康的なスナックの代わりとして広まっています。健康とおいしさを重視しているという点が、新たにケールの可能性を広げ、多くの人に親しまれる理由かもしれません。
2016年も引き続き、フルーツや木の実、野菜がスーパーフードとして注目されていますが、目新しいところではコオロギが環境の点からも地球に優しい"サステーナブル(持続可能)"な未来のタンパク源として注目されています。栄養価が高く、なおかつ地球にも優しいロハスな食材というのが、次世代のスーパーフードとしての新しい形になるかもしれませんね。