【Vol.67】新発見!いつまでも元気でいるための秘訣は「食物繊維」
誰もが「いつまでも健康でありたい」そう願っていますよね。そのために、糖分や炭水化物を制限してる人も多いと思います。しかしそれ以上に、身の回りの食材に含まれることが多い"食物繊維"を摂ることが影響していると、最近の研究で分かりました。今回は"食物繊維"に注目した、健康生活を送るためのお役立ち情報をお伝えします。
■ 食物繊維をしっかり摂ってますか?
◎砂糖の摂取量
◎GI(食後の血糖値の上昇度)
これらは、年齢を重ねてもいつまでも健康でいることに大きな影響を与えるものだと考えられてきました。
2016年1月に発表されたウェストミード医学研究所のゴビナス博士らによる研究結果では、これまでの定説とは異なる結果がでたということで、注目を集めています。
それは・・・・・・
従来いわれていたように糖分や炭水化物の摂取量を制限するよりもしっかり食物繊維を摂ったほうが、加齢に伴う病気や身体障害を予防するのを助けてくれるということです。
■ 10年間の調査結果から分かった食物繊維のチカラ
研究では50歳以上の1600人を超える被験者を対象に、次の値と健康的な加齢*の関係について10年間追跡調査を行いました。
・炭水化物の総摂取量
・食物繊維の総摂取量
・GI(グリセミック・インデックス),GL(糖負荷指数)
・砂糖の摂取量
※GI:食後の血糖値の上昇度を示す指標。
→ インスリンの分泌量に影響を及ぼします。
※GL:炭水化物を50g摂取したときの血糖値の上昇率を示す指標。
→ インスリンの活性を調べる指標です。
ゴビナス博士の追跡研究で、糖分、炭水化物、インスリン、食物繊維のなかで影響が強くでたのが食物繊維の摂取量。
食物繊維の摂取量が最も多いグループは、食物繊維量を調整していないグループ(比較対象群)に対して、長く健康的な生活を送れる確率が80%ほど高くなることが報告されました。
・炭水化物の総摂取量
・食物繊維の総摂取量
・GI(グリセミック・インデックス),GL(糖負荷指数)
・砂糖の摂取量
※GI:食後の血糖値の上昇度を示す指標。
→ インスリンの分泌量に影響を及ぼします。
※GL:炭水化物を50g摂取したときの血糖値の上昇率を示す指標。
→ インスリンの活性を調べる指標です。
ゴビナス博士の追跡研究で、糖分、炭水化物、インスリン、食物繊維のなかで影響が強くでたのが食物繊維の摂取量。
食物繊維の摂取量が最も多いグループは、食物繊維量を調整していないグループ(比較対象群)に対して、長く健康的な生活を送れる確率が80%ほど高くなることが報告されました。
■ 日本人はどれくらい食物繊維を摂っている?
一般的に、日本人は欧米人にくらべ、食物繊維の摂取量は多いといわれています。しかしながら、食の欧米化や加齢に伴う食事量の減少で、食物繊維量が不足しがちになっているようです。
実際に、戦後1950年頃、日本人は平均して24gの食物繊維を摂っていましたが2002年以降、平均摂取量は約14gまで減っています。1日に必要な食物繊維は、成人男性が20g、成人女性で18gですので、不足しがちな方が多い状況です。
実際に、戦後1950年頃、日本人は平均して24gの食物繊維を摂っていましたが2002年以降、平均摂取量は約14gまで減っています。1日に必要な食物繊維は、成人男性が20g、成人女性で18gですので、不足しがちな方が多い状況です。
■ 食物繊維でもっと健康に
食物繊維は、毎日のトイレサイクルや腸の菌バランス維持に役立つと言われています。さらに、腸管に体の中でもっとも重要で大きな免疫器官があることもすでにわかっています。
そのため、腸の環境を整えることは健康な生活をおくるためには重要なことなのです。
食物繊維が足りないと感じている方は、野菜や海草、キノコなど食物繊維が豊富な 食材を取り入れることを心掛けると良いでしょう。
これらの食品を継続的に摂るのが難しいという方は、サプリメントで手軽に補うのがおすすめです。
しっかり食物繊維を摂って、これからもずっと健康な毎日を送りましょう。
*健康的な加齢とは身体障害や抑うつ症状、認知障害、呼吸器症状、がんや冠動脈疾患、脳卒中といった慢性疾患がないこと
参照元:
J Gerontol A Biol Sci Med Sci (2016) doi: 10.1093/gerona/glw091
そのため、腸の環境を整えることは健康な生活をおくるためには重要なことなのです。
食物繊維が足りないと感じている方は、野菜や海草、キノコなど食物繊維が豊富な 食材を取り入れることを心掛けると良いでしょう。
これらの食品を継続的に摂るのが難しいという方は、サプリメントで手軽に補うのがおすすめです。
しっかり食物繊維を摂って、これからもずっと健康な毎日を送りましょう。
*健康的な加齢とは身体障害や抑うつ症状、認知障害、呼吸器症状、がんや冠動脈疾患、脳卒中といった慢性疾患がないこと
参照元:
J Gerontol A Biol Sci Med Sci (2016) doi: 10.1093/gerona/glw091