【Vol.70】おいしい秋の味覚は「健康」の宝庫
残暑もおさまって、過ごしやすい秋が到来しましたね。秋といえば、スポーツ、読書、紅葉・・・そして忘れてならないのが 「味覚の秋」。旬の時期に収穫された食材には、味覚の満足だけではなく、栄養面でもうれしい一面があります。今回は秋ならではの食材とその栄養をご紹介します。
■ 秋のヘルシーライフを楽しむために
栄養や働きを知って食材を選べば、秋の味覚をもっと楽しめます。ぜひ秋の健康生活にご活用ください!
【1】 ぶどう(葡萄)
捨ててしまいがちな種や皮に注目!
ビタミン類や、鉄、カリウム、カルシウム等ミネラルをバランスよく含んでいるので、貧血・冷え性気味の方の体調をサポートすると言われています。
また、ブドウの種子にはOPC(オリゴメリックプロアントシアニジン)と呼ばれる植物性の抗酸化成分が含まれ、ブドウの皮にはリスベラトロール(レスベラトロール)と呼ばれる強力なポリフェノールが含まれています。
※豆知識
ブドウは、一房の中では枝に近い方ほど甘いので、下から食べていく方がぶどうの甘味を味わえそうです。
ビタミン類や、鉄、カリウム、カルシウム等ミネラルをバランスよく含んでいるので、貧血・冷え性気味の方の体調をサポートすると言われています。
また、ブドウの種子にはOPC(オリゴメリックプロアントシアニジン)と呼ばれる植物性の抗酸化成分が含まれ、ブドウの皮にはリスベラトロール(レスベラトロール)と呼ばれる強力なポリフェノールが含まれています。
※豆知識
ブドウは、一房の中では枝に近い方ほど甘いので、下から食べていく方がぶどうの甘味を味わえそうです。
【2】 さんま(秋刀魚)
焼魚の代名詞 !
さんまのような背の青い魚介には、特有の成分EPA(エイコサペンタエン酸)と DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富にあります。
血液をサラサラにする、血中コレステロール値を下げて高脂血症や動脈硬化の予防に役立つと言われています。
※豆知識
「新鮮なさんまは目が澄み、体が銀色に 輝きながら反り返っている。そして脂の乗ったさんまは口の先が黄色い。」 魚屋さんへ行くときは頭の片隅に入れておきましょう。
さんまのような背の青い魚介には、特有の成分EPA(エイコサペンタエン酸)と DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富にあります。
血液をサラサラにする、血中コレステロール値を下げて高脂血症や動脈硬化の予防に役立つと言われています。
※豆知識
「新鮮なさんまは目が澄み、体が銀色に 輝きながら反り返っている。そして脂の乗ったさんまは口の先が黄色い。」 魚屋さんへ行くときは頭の片隅に入れておきましょう。
【3】 しゃけ/さけ(鮭)
鮭の切身はどうして赤いのか?
鮭の切り身が赤いのは、自然界に広く存在する赤色色素「アスタキサンチン」によるもの。アスタキサンチンは強力な抗酸化作用をもっています。
また、脂溶性ビタミンのA、D、Eも豊富で、文句のつけようがないほど栄養の宝庫です。
※豆知識
日本の食卓にあがるものは「シロサケ」「ギンサケ」「ベニサケ」「マスノスケ」があり、 そのうち日本人に一番なじみ深いのは「シロサケ」です。
鮭の切り身が赤いのは、自然界に広く存在する赤色色素「アスタキサンチン」によるもの。アスタキサンチンは強力な抗酸化作用をもっています。
また、脂溶性ビタミンのA、D、Eも豊富で、文句のつけようがないほど栄養の宝庫です。
※豆知識
日本の食卓にあがるものは「シロサケ」「ギンサケ」「ベニサケ」「マスノスケ」があり、 そのうち日本人に一番なじみ深いのは「シロサケ」です。
【4】 ナス(茄子)
ナスの皮の紫色の秘密は?
ナスの皮が紫色をしているのはアントシアニン色素によるものです。 アントシアニンはポリフェノールの一種で、体内の酸化や細胞の老化予防をサポートする抗酸化作用があると言われています。
アントシアニンは水に溶けやすい性質があるため、調理方法は揚げたり炒めたりなど油を使うのがおすすめです。
※豆知識
秋のナスがおいしいのは、秋になって昼夜の温度差が大きくなり果肉がしまるから。昔から、「初夢に『1.富士、2.鷹、3.なすび』を見ると縁起がいい」と言われるように、ナスは縁起がいいものとして重宝されてきました。
ナスの皮が紫色をしているのはアントシアニン色素によるものです。 アントシアニンはポリフェノールの一種で、体内の酸化や細胞の老化予防をサポートする抗酸化作用があると言われています。
アントシアニンは水に溶けやすい性質があるため、調理方法は揚げたり炒めたりなど油を使うのがおすすめです。
※豆知識
秋のナスがおいしいのは、秋になって昼夜の温度差が大きくなり果肉がしまるから。昔から、「初夢に『1.富士、2.鷹、3.なすび』を見ると縁起がいい」と言われるように、ナスは縁起がいいものとして重宝されてきました。
【4】 きのこ、いも(茸、芋)
正確な数が把握できないほどの超多種類!
食物繊維の宝庫が、「旬」の時期に収穫されるキノコとイモです。キノコの場合は 食物繊維のみならずディフェンス力UPもサポートするすぐれもの。サツマイモは、 ビタミンB群やビタミンCも豊富に含み、美容にもおすすめの食材です。
※豆知識
世界中に10000〜20000種類ものきのこが存在すると言われています。 日本に自生するきのこは約4000種類前後と言われ、そのうち約120種類が食用とされているそうです。
食物繊維の宝庫が、「旬」の時期に収穫されるキノコとイモです。キノコの場合は 食物繊維のみならずディフェンス力UPもサポートするすぐれもの。サツマイモは、 ビタミンB群やビタミンCも豊富に含み、美容にもおすすめの食材です。
※豆知識
世界中に10000〜20000種類ものきのこが存在すると言われています。 日本に自生するきのこは約4000種類前後と言われ、そのうち約120種類が食用とされているそうです。
【4】 くり(栗)
料理にもお菓子にも大活躍
ビタミンB1、ビタミンC、タンニンが豊富な栗には筋肉や骨を丈夫にする働きがあり、 胃腸や血液の流れを良くする働きがあると言われています。
※豆知識
日本の栗は欧米物と比べて、実が大きく水分が多いため調理に適していますが、 渋皮がむき難いのが特徴。それに比べ中国栗(天津栗など)は、皮がむけやすく味が濃いので焼き栗に適しています。
季節感を大事にするのは現代では忘れがちなことですが、健康を心がけるためにも「旬」を逃さないようにしたいものですね。
ビタミンB1、ビタミンC、タンニンが豊富な栗には筋肉や骨を丈夫にする働きがあり、 胃腸や血液の流れを良くする働きがあると言われています。
※豆知識
日本の栗は欧米物と比べて、実が大きく水分が多いため調理に適していますが、 渋皮がむき難いのが特徴。それに比べ中国栗(天津栗など)は、皮がむけやすく味が濃いので焼き栗に適しています。
季節感を大事にするのは現代では忘れがちなことですが、健康を心がけるためにも「旬」を逃さないようにしたいものですね。